コラム【勉強のしかた】ノートは板書のコピーではない(1)

突然ですが、「ナースのたまご」WEBでは「ノートの使い方」の閲覧数がとても多いのです。最近は○○式ノートの使い方などという本も売られていて、「良いノートの取り方」に関心が集まっていますね。そこで今回は「ノート」について考えてみましょう!

私たちが「頑張っているのに、勉強があまり得意ではない」と感じる人の多くが、授業中にとても一生懸命ノートを取っています。その内容を見ると…、先生が黒板に書いた内容をしっかりと写していて、カラフルな書き込みもたくさんあるのです。まるで黒板の内容をグレードアップしてコピーしたような感じ。
けれどこういうノートの取り方を、私はおすすめしません。黒板を綺麗にノートに写すことに神経を使ってしまっていて、「中身を理解する」ことがおろそかになってしまうのです。

例えば、大好きな歌手の新曲を初めて聴くことを想像してみて下さい。何も考えずに聴けば、その歌を「感じる」ことができます。もしかすると歌詞の中から、自分の胸を打つ言葉が飛び込んでくるかもしれません。けれどもし、「3回聴いて歌詞を全て聴き取って書いて下さい」と言われたらどうでしょう?歌を「感じる」どころではなく、歌詞が何と言っているかに集中して、急いでメモするしかありません。焦りも芽生え、とても大好きな歌手の曲を楽しむ気持ちにはなれないでしょう。授業も同じです。先生が何という言葉を口にしたか、何を書いているかに集中して、それを写すことばかり考えていたら、「話」は頭に入ってきません。むしろ、ノートを取る手を休めて安心して聞ける雑談の方が、心に残るのではないでしょうか?

けれど、何も書かずに授業だけを受けるのも不安ですよね…。ノートやプリントをどう使ったらいいのか…。続きは次回お届けします!