レポート指南~第1回「話を聴いた感想をレポートにまとめる」

レポート指南

私の学校には、先端の研究に取り組んでいる先生(医師)や、患者団体の方の講演を聴く授業があります。毎回、話を聴いた感想をレポートにまとめなさいという課題が出るのですが、何を書いたら良いかわかりません。正直な感想と言えば「すごいなー」とか「大変だなー」くらいしか思いつかないのです。どうしたら良いのでしょう?  (大阪府、看護専門学校2年生)

全体の感想ではなく、具体的な部分の感想から入ってみよう

ひとの話を聴いて感想を書くのって難しいですよね。気持ちはよくわかります。実は、「すごいな」「大変だな」という言葉しか出てこないのは、ちゃんと話を聴いているからなのです。特に話し手が自分の体験や取り組みについて語る時には、その人の様々な苦労やエピソードが登場するので、聴き終わった時には「すごいな」といった漠然とした言葉になってしまいます。感銘を受けた時ほど、直後にはうまく言葉にできないものなのです。けれど、それでは課題のレポートが書けません。そんなときは、全体に対する感想ではなく、部分についての感想から始めればよいのです。例えば、話し手の具体的なエピソードをとりあげて自分だったらどう思うのか―、苦労話をとりあげて自分ならどんな支援ができるか―。具体的な部分についてなら、自分の思いや考えを言葉にしやすくなります。

「好きな人への思いを書いてください」と言われても書きにくいけれど、「好きな人の長所を1つあげて、その長所についてあなたの思いを書いてください」と言われたら、なんとなく書きやすくなると思いませんか?レポートだって同じなんです♪