疾病の成り立ちと回復の促進1

疾病の成り立ちと回復の促進1

出題
(A) 高齢者で発症頻度が減少するのはどれか。

1.心筋梗塞
2.逆流性食道炎
3.クローン病
4.誤嚥性肺炎


(B) 45歳の男性。頭痛・嘔吐により救急搬送、発熱はない。搬送2時間前、昼食中に突然激しい頭痛に襲われ、そのまま激痛が続く。最も考えられる疾患はどれか。
1.クモ膜下出血
2.慢性硬膜下血腫
3.髄膜炎
4.脳梗塞

正答と解説

A) 正答:3
心筋梗塞などの虚血性心疾患は高齢者で発生頻度が高まります。逆流性食道炎や誤嚥性肺炎は、嚥下機能の低下が主な原因であり、やはり高齢者の発生頻度が高
いものです。一方クローン病は、10代から20代(特に男性)の発症が多い疾患です。

(B) 正答:1
嘔吐を伴う頭痛という症状から、クモ膜下出血や髄膜炎が考えられますが、この事例は発熱がないため髄膜炎の可能性は低くなります。
突然の激しい頭痛が2時間続いている点も、クモ膜下出血の症状に該当します。
慢性硬膜下血腫は、頭部外傷からかなり時間が経ってから出現するもので、慢性的な頭痛が特徴です。脳梗塞の主な症状は局所神経症状であり、頭痛や意識障害の頻度はそれほど多くありません。