疾病の成り立ちと回復の促進2

疾病の成り立ちと回復の促進2

出題
(A) 痛風で誤っているのはどれか?

1.発作は飲酒で誘発される。
2.中年男性に多い。
3.痛風結節は一般的には無痛である。
4.高カルシウム血症が要因である。


(B) 血糖の簡易測定器について誤っているものはどれか?
1.自己測定検査に適している。
2.検体は動脈血または毛細血管を用いる。
3.検体量が少なくても血糖値は正確に測定できる。
4.血液を搾り出すと、血糖値は低くなる。

正答と解説

(A) 正答:4
1. 痛風発作は、飲酒、プリン体の大量摂取などに誘発されやすい。飲酒はカロリーが高く、短時間に吸収される。特に運動後の飲酒は避けなければならない。運動によって細胞のエネルギーの消耗が進んだところに、アルコールで追い討ちをかけることになる。
2. 90%以上が中高年男性。最近は、閉経後の女性にも増えている。
3. 痛風が進行すると尿酸が結晶となって、関節や軟骨の周辺、腱や皮下組織などに沈着し、コブ状の肉芽腫組織をつくる。これを痛風結節という。痛風結節自体には特に痛みはないが、尿酸値を高いままにしておくと結節はだんだん大きくなる。
4. 高尿酸血症が誘因で、痛風結節はカルシウムの析出ではなく尿酸が析出したもの。

(B) 正答:2
1.簡単に採血でき、自己測定検査に適している。
2.検体は毛細血管血を用いる。動脈血採血は血腫などの合併症があり自己採血にはむかない。
3.検体量が少なくても、血糖値の値は変化しない。
4.搾り出すと赤血球が壊れたり、組織間液が滲出して薄められるなど血糖値が低く表示される傾向がある。また、簡易測定器は、血漿血糖値よりも低く表示される傾向がある。