第3回「訪問看護で利用者さんと会話ができずに沈黙が…」

こんにちは
神奈川県の看護専門学校3年生です。 初めての在宅実習です。
訪問看護師さんと2人で利用者さんのお宅を回っています。
訪問看護師さんがケアの準備をしている時、利用者さんと2人になりました。その場で会話ができなくて沈黙が続いてしまい、なんだか利用者さんにも気を遣わせてしまったようでした。私はどのような対応をすれば良かったのでしょうか。

明るい笑顔で最初のあいさつを心がけて下さい

きっと初めての訪問で緊張していたのでしょうね。

病院には複数の患者さんがいらっしゃいますが、訪問看護は目の前の利用者さんにだけ時間を使うことができますから、ゆっくりとコミュニケーションをとることができます。また日常生活の場面がわかりますので、生活に密着した個別の関わりをすることができ、看護という仕事を考えるととてもやりがいがあると思います。  訪問看護師さんはきっと手際良くケアの準備をされていたはずです。一緒に準備をすることも考えられますが、やはり2人で訪問しているのですから、1人は利用者さんの傍らにいて、コミュニケーションを図りながら観察をすることが良いでしょうね。利用者さんの方から話をして下さることもありますが、あなたが緊張したように、利用者さんも緊張していたはずです。

訪問の際は自ら進んであいさつをし、きちんと自己紹介をすることが基本です。明るい笑顔で最初のあいさつができると、利用者さんやご家族は緊張を和らげることができます。基本的には入院されている患者さんとの会話と大きな違いはないと思います。

かめきちの母が初めて訪問させて頂いた利用者さんは、寝たきりで、外出できない方でした。そこで訪問に伺う途中の道の様子を伝え、「角の平屋のお宅の庭の木が色づいていた」など、外の様子を伝えました。秋の歌で思いつくものを教えて下さいと尋ねたら、利用者さんが「紅葉」を歌い始めたのです。その時、心が通うコミュニケーションを体感できたことを今でも覚えています

あなたの元気と少しの勇気がきっと楽しい実習に変えてくれますよ。